幅広い知識と好奇心が
研究開発に活きる。
未来のトレンドをつくる仕事。
インタビュー | 産業機械 | 研究開発
産業研究開発部 鈴木 敬祐
2017年入社 工学部物質工学科卒
2017年に新卒で入社。産業研究開発部に配属され、研究開発業務、顧客テスト業務、SV業務などを担う。趣味は、ドライブとクレー射撃。休日に子どもと遊ぶのが楽しみ。
INTERVIEW・01
好きという気持ちが、
仕事に活かせる。
気さくな雰囲気が
入社の決め手になりました。
子どものころから機械の操作やモノづくりが好きで、今でも車の運転はもちろん、レーシングカートやバギー、グライダーなど、いろいろな乗り物の運転をするのが特に好きです。そこから構造にも興味を持ち、自然とモノづくりの道を目指すようになりました。
興味を持つと何でも自分で勉強して作りたくなる性格で、学生時代も専攻は化学でしたが、簡単な電子工作やプログラミングも独学で学んでいました。その他にも、自分で車のオーディオ機器をスマホが接続できるように改造するなど、幅広い分野への興味・関心が今の研究開発の仕事にも活きているように思います。
小林製作所に入社を決めた理由は、当時の社長をはじめ社員の方々の「気さくさ」に惹かれたからです。会社に訪れたのは面接の際の短い時間でしたが、社員の方々が談笑している様子があり、とてもよい雰囲気を感じました。社長面接の際もすごくフレンドリーに接してくれて、こんな面接は初めてだと驚きました。面接が終わったあとも「大学のOBがいるけど話していく?」と言われ、実際OBの方とお話しすることに。この気さくさが自分に合っているなと思いました。
INTERVIEW・02
配属直後に言われた
研究開発としての心構え。
その一言が今でも
仕事の原点になっています。
実は、もともと私は「設計職」で内定をいただいていました。しかし配属直前で「研究開発部」への配属に変わり、そこから研究開発の仕事に関わっています。この配属変更は、最終面接に参加した研究開発部にいる当時の常務取締役の指名だったと分かり、大きな期待を寄せられていることにとても嬉しく思いました。配属後、歓迎会でその常務取締役と直接お話ししたのですが、話も弾んでいき、ふと「英語が話せるか?」という話題になった際、つい口をついて「英語は無理です」と言ってしまいました。その際、常務取締役から「研究開発部員が一言目に『無理』と言うな」と静かに諭され、それが今でも強く印象に残っています。それからは、どんな難題でもすぐに無理とは言わず、可能な限り方法を模索することを心掛けています。間違いなく、研究開発職として人生を変えた一言だったと思います。
この一言からはじまった研究開発の仕事ですが、とても自分に合っているなと感じています。研究開発部での仕事は設計・電気・組立など全てにおいてある程度の知識が必要となるため、幅広い知識を持つジェネラリストの方が有利です。私は昔から幅広い分野に興味があり、基礎知識を持っていたので、仕事の理解がしやすかったように思います。
ある一日のスケジュール
- 8:00
- 出社、ラジオ体操、朝礼、メールチェック
- 8:30
- テストマシン電源ON、
開発テストの流れを確認するミーティング
- 9:00
- テスト準備、テスト開始
- 12:00
- 休憩
- 13:00
- メールチェック、テスト再開
- 14:00
- テスト終了、片づけ
- 15:00
- テスト結果まとめ
- 16:30
- まとめ内容を上司に報告、翌日の準備
- 17:00
- 退勤
INTERVIEW・03
研究開発の仕事は、
会社の未来をつくる。
そんな誇りを持って
挑戦を楽しんでいます。
研究開発の仕事で嬉しいのは、自分が手掛けた製品が無事に動き、思い通りの成果を上げられた瞬間です。もちろんすべてが上手くいく訳ではありませんが、実際に自分が関わった新製品が現在のトレンドになっていったり、特許になっていったりすると、本当に誇らしい気持ちになります。
また、当社は積極的にチャレンジの場を与えてくれるため、自身の成長を実感しやすい場でもあります。数年前に大型のSV(据付指導員)業務を一人で任されたことがありました。最初は、実践的な知識が不足していて上手くお客様と接することができませんでしたが、その経験があったからこそ今では、自分でも驚くほど自社の機械の特性についてはっきりと根拠を持って発言できるようになりました。
今後の目標は、個人のスキルアップを強化していきたいと思っています。まずは開発テーマを任されてリーダーとなることが目標です。そしてゆくゆくは特許取得に名を連ねるような仕事ができるようになっていきたいです。
MEMBER’S VOICE
男性育休を取得した際の話を
教えてください。
毎日笑ってくれる子どもと
妻が愛おしかったです。
2週間弱ほどの期間ではありましたが、育休をとって本当に良かったなと実感しています。一瞬で過ぎ去る乳児期の我が子と一日中一緒にいられたことは忘れられない思い出になりましたし、何よりも出産から休みなく育児を続けてくれていた妻にしばらく休んでもらえたのがとても良かったと思います。私が育休を取得した時はほとんど男性育休の事例が社内にない状態でしたが、最近は積極的に取得する人が増えてきました。第2子を授かった際は、もう少し長く育休を取得したいと思っています。
このスケジュールは社内テストを行う際のものです。その他、お客様との立会いテストを行ったり、進行中のプロジェクトに関連する特許を調べたりなど、日によってスケジュールは異なります。