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小林製作所

株式会社 小林製作所
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社員インタビュー 産業機械|営業
社員インタビュー 産業機械|営業

日本と中国の架け橋になりたい!
語学力と異文化理解を活かして、
グローバルな技術営業へ。

インタビュー | 産業機械 | 営業

産業機械営業部 賈 麗穎(か れいえい)
2021年入社 現代社会文化研究科 修了

中国の大学を卒業後に来日し、新潟大学大学院へ進学。その後、プラスチック加工メーカーを経て2021年に小林製作所へ入社。産業機械営業部にて、主に中国市場の顧客営業を担当している。趣味は旅行と和食作りで、最近は新潟の名物「栃尾揚げ」を使った創作料理にも挑戦した。

INTERVIEW・01

父から受け継いだ
日本のモノづくりへの敬意。
世界でも評価される技術力に惹かれ、
小林製作所へ。

私のキャリアの原点は、幼い頃の記憶にあります。父が中国の国営機械メーカーで働いており、よく職場に連れていってもらいました。そこにあったのが、日本の工作機械。「日本の機械は精度が高いんだよ」「就職するなら、こういったメーカーもいいんじゃないか」という父の言葉は、ずっと私の心の中にあり、日本製品の品質の高さ、その丁寧なモノづくりの姿勢に、強い感銘を受けていました。

大学では語学や異文化コミュニケーションを中心に学び、その後、日本の大学院へ進学。就職活動では、父の影響もあり、自然と「日本のメーカーの一員として、人々の暮らしを豊かにする製品に関わりたい」という想いが強くなっていきました。

1社目は、新潟のプラスチック加工メーカーで、生産管理に従事しました。そこでも面白さを感じましたが、「よりグローバルな環境で働きたい」「お客様と直接関われる営業をしてみたい」という気持ちが強くなり、転職を決意。正直なところ、都会のオフィスへの憧れもありました(笑)。
そんな中で、興味を持ったのが「小林製作所」です。世界的に需要が高まる新エネルギー製品の生産設備を手掛け、中国やアジア市場でも高い評価を得ていることを知り、「ここでなら自分の語学力と異文化理解を活かして、日中間の架け橋として活躍できる」と感じ、入社を決めました。

INTERVIEW・02

お客様の声を
技術者に正確に伝えて
課題を解決する、
“橋渡し役”的な存在。

現在、私は産業機械の営業として、設備の仕様提案から見積もり作成、納品、アフターサービスまでを一貫して担当しています。お客様は中国現地の法人や商社が多く、それぞれのニーズに応じてカスタムした提案を行っています。
特に印象に残っているのは、修正テープ等を作っている中国の文具メーカー様です。「幅の広いテープを作りたい」というご要望と、「生産スピードが供給に追いついていない」という課題をお持ちでした。

技術的な問題はどうしても営業だけでは解決できないため、私は社内の設計や開発チームと密に連携しながら進めました。お客様の状況やご要望を正確に伝える“橋渡し役”が私の最も重要な役割です。お客様が伝えたいことを全て日本語に翻訳し、細かく説明する必要がありました。時には、難しい要求を技術者に伝えなければならず、心苦しいこともありましたが、コミュニケーションを何よりも重視しながら、一つひとつ解決していきました。

最終的に、製品の幅を600mmから倍の1200mmに、生産スピードも分速30mから60m以上へと向上させる設備を提案することができました。後日、お客様から「実は日本の3社以上に声をかけたが、真摯に返事をくれたのはレイさんだけだった。ありがとう」という言葉をいただいた時の達成感は、今でも忘れられません。

ある一日のスケジュール

8:00
出社・メール確認
9:00
社内ミーティング(設計・技術部門との打合せ)
10:30
顧客対応(日本・中国からの問い合わせ)
12:00
昼休憩
13:00
見積作成・提案資料準備
15:00
オンライン商談(中国現地商社と打合せ)
16:00
業務整理・報告書作成
17:00
退勤

昨年、中国で結婚式を挙げるため約2週間の長期休暇を取りました。外国籍の社員向けの「帰国休暇」や女性社員向けの「F休暇(女性特有の不調を考慮した休暇制度)」など福利厚生も手厚く、日々働きやすさを実感しています。

INTERVIEW・03

目標は、「この人に任せたい」
と思われる営業。
外国籍でも挑戦できる環境がここに。

入社当初は、専門用語や技術知識の習得に苦労しました。ですが、当社には外国語対応の技術用語マニュアルがあったり、先輩方が「この本を読むといいよ」とアドバイスをくれたり、手厚くサポートしてくれる環境がありました。皆さんに支えられ、今では自信を持ってお客様に提案ができています。

今後は、日中間の架け橋として、より多くのプロジェクトをリードしていきたいです。そして、社内外から「この人に任せたい」と思っていただけるような、信頼される営業になることが目標です。仕事とプライベートを両立させながら、ここで長く充実したキャリアを築いていきたいですね。

MEMBER’S VOICE

働くうえで、母国との違いを感じることはありましたか?

最初は「ほうれんそう」に戸惑いましたが、対話を大切にすることで文化の違いも乗り越えることができます!

日本では「ほうれんそう(報・連・相)」の文化が根付いていて、細やかなコミュニケーションが求められます。最初は戸惑うこともありましたが、今ではその丁寧さがチームの信頼関係を築く上で、とても大切な要素だと実感しています。また、社内の皆さんはとても親切で、「困ったことがあれば、いつでも相談していい」と安心感を持てる環境です。

求職者へ一言メッセージをどうぞ!

文系出身でも、外国籍でも、やる気と努力次第で技術営業の世界に飛び込める会社です。最初は不安もあるかもしれませんが、小林製作所には支えてくれる仲間がいます。モノづくりに興味がある方、自分の可能性を広げたい方にとって、最高のチャレンジができる環境が整っています。ぜひ一緒に、お客様の課題解決に取り組み、世界に誇れる製品を届けていきましょう!

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